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私的グァテマラ、ベリーズ、メキシコ旅行記
このパナハチェルはアティトラン湖のほとりにあり、この湖沿いに点在する村への中継地点にもなっている。これらの村々ではそれぞれ独特の民族衣装(ウイプル)をまとった人々の姿を見ることができる。船を使うのもいいがゆっくり歩いて1つ1つ村々を巡るとそれぞれ違いが分かってとても楽しい。独自の文化を守って暮らしている人々を見たら、すべてをかなぐり捨てて消費文明に突っ走っている私たちの国が本当に正しいのかなとまたいつも旅をするたびに思う病気が頭にもたげてきた。良いとか悪いとかの問題ではなく私たちが当たり前だと思っている生活パターンはいくつもの選択肢の中で選んだ単なる1つの道だっただけだと思う。もちろん今全世界はその1つの道を目指し突っ走っているんだけど....。

アティトラン湖を静かに見下ろすサンペドロ山に登ってみた。旅の道連れはここで偶然出会った針の学校に通っている日本人。しかし景色も良かったけれど下山してから一緒に飲んだビールはうまかったなあ〜。後で針も打ってもらって1石2鳥の気分だ。

パナハチェルから3時間ほどバスに揺られると日曜市で有名なチチカステナンゴまで行くことが出来る。大きい市(イチ)なことは確かだけれどそれ以上のものでもないかなというのが正直な感想だ。それよりも町から20〜30分ぐらい南に歩いた小高い丘にパスカルアバハという古代マヤの神が祭られている場所があるがこちらのほうが印象深かった。

行ってみるとまさにシャーマンらしき老婆が上半身半裸の中年男性に宗教儀式を執り行っているところだった。その中年男性に生卵をぶつけたり、呪文を唱えていたかと思うとやには水らしきものを口に含みその男めがけて霧吹き状に吹きかけた。その姿は真剣そのもので写真を撮ったりすることもためらわれる雰囲気があった。3時間ほどその場所にいた。その間見に来た観光客はドイツ人の貧乏旅行者2人だけだった。

すぐパナハチェルまでトンボ帰りしてさらにアンティグアヘ。そして一気に大西洋岸の港町プエルトバリオスまで抜けていった。グァテマラシティからバスで約6時間、途中道路工事のため1時間も足止めを食ってしまったが暑くてたまらない。何で昼間っから道路工事でそれも1時間も、なおかつ幹線道路で身動きできない状態にされなければならないんだと日本的発想が頭にもたげてきたがおっとここはグァテマラだったと反省反省。

プエルトバリオスは黒人が多い。ここはジャマイカも物理的に近い大西洋岸だった。でも黒人はグァテマラではマイノリティなのでとてもおとなしくて優しい気がする。


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